10月2日に発売された『今すぐ使える！Google for Education』ですが、おかげさまで好評の声を多数いただいております。編集者からのメッセージとして、技術評論社・熊谷裕美子さんからのメッセージをご紹介させていただきます。
コロナ禍での休校中のある日、子どもが通う中学校から届いた Google フォームで作成されたアンケート。それが Google フォーム との出会いでした。その後も、オンデマンドで配信された課題に フォーム を使って答える様子を見、G Suite は教育現場で今後もっと普及するのではと思ったのが企画のきっかけです。
縁あって実績豊富なEDLさんに依頼することが叶い、出版に向けて動き出しましたが、ここで私は（EDL代表の平塚さんに導かれながら）G Suite に大いに助けられることになりました。打ち合わせは Google Meet。画面共有しながら話ができるのも便利でした。連絡事項は Google Chat で、PCからでもスマホからでも手軽にすぐに対応。原稿は Google ドライブ で執筆陣が皆で共有してコメントを加えながらブラッシュアップを重ね、校正もGoogle ドライブ上でPDFファイルにコメントを入れてもらいました。こういう進め方はまったく初めてだったのですが、離れた場所にいる執筆陣とともに実にスムースにこのような共同作業を行えたことに、目からウロコが落ちる思いと、これは“活用できる”という確かな手応えを得ることができました。
大勢が関わる教育現場では、G Suite はもっと威力を発揮するはずです。本書には、Google for Education の活用や実践のヒントが詰まっていて、これからの学校のあり方や児童生徒の「学び」の未来が見えてくるようです。現場の先生方は、まずは気軽に Meet や Chat でコミュニケーションをとったり、ドライブ で「共有」したり、Google カレンダー を使ってみたりと、気軽に試せるところから使ってみてはいかがでしょうか。
（私はこの本をきっかけに カレンダー を使い始めました。予定を通知したり共有できたり、資料も入れたりと、いろいろな情報を カレンダー だけで管理できるのが便利です！）
本書が、教育関係の皆さまへの手助けとなることを心より願っております。